□風邪を挽いていないのに38度以上の発熱が3日以上も続く
□ガタガタふるえて止まらず(悪寒戦慄)、直後から熱を出す
(インフルエンザ、敗血症)
□かぜの後微熱が続き、せきが激しくたんが異常に多くでる。 血痰や胸痛を伴う
(気管支炎、肺炎、胸膜炎)
□次のような症状と発熱がある
全身の発疹(麻疹などウイルス感染症、敗血症)
痛みを伴うリンパ節腫脹(一般感染症、ウイルス感染症、結核)
右わき腹の腹痛(胆のう炎)
右下腹の腹痛(虫垂炎)
背部の痛みまたは腰痛(腎盂炎)
下痢(赤痢、コレラ、腸チフス、食中毒)
排尿痛、排尿時不快感(尿路感染症)
激しい頭痛、意識障害、痙攣(脳炎、髄膜炎)
□耳や腰部に痛みやしこり、排膿などがある(中耳炎、脊椎の結核)
□熱以外にはっきりした症状がなく、何週間も時には1ヵ月以上にわたって微熱または高熱が続く
(結核などの慢性感染症)
●年齢
□高齢(乳幼児については子どもの病気を参照)
●他の疾患(すでにかかっている病気)
□糖尿病
□心臓弁膜症
●遺伝・既往症・体質
□かつて結核にかかったことがある。 または家族や友人に結核患者がいる
□ステロイド剤を服用している
●生活環境・習慣
□海外旅行などでその地域に多い病気の流行地へ行った(例:東南アジア/コレラ)
□不健全な性的接触を行った(エイズ、ウイルス性肝炎、性行為感染症STD)
□ペットを飼っている(オウム病など)
エイズウィルス(HIV)感染のスクリーニング検査です
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性感染症クラミジアの検査セットです
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感染症はウイルスや細菌などの病原体が体の中に侵入発育して起る病気です。
1.伝染病(人から人とは限らない) コレラ、日本脳炎、肺結核、性行為感染症など
2.一般感染症(原則的には伝染しない) 肺炎、虫垂炎など
とに分かれています。
○原因
性行為感染症、いわゆる性病はひと昔前は淋病、梅毒が代表的なものでしたが、いまではこれに加えてB型肝炎、クラミジア、エイズなども
含みます。
梅毒はペニシリンで治せますが、ほうっておけば全身をおかす厄介な疾患です。 B型肝炎は場合によっては慢性化するし、エイズも今のところ
決定的な治療法がないといういずれも厄介な病気です。 心がけ次第では個人防御が可能ですから、感染の危険の伴うようなことは自分から
避けるのが無難です。
○症状
淋病は潜伏期数日で起る激しい尿道炎です。 それ自体たいした病気ではありませんが、放置すると副睾丸をおかし男子不妊症の一原因と
なります。 関節炎など全身症状をもたらすこともあり、目にうつれば失明します。
梅毒の潜伏期は約3週間、最初、局所に硬結をきたし(無痛性横げん)、3ヶ月ぐらいすると手のひらに直径数mm程度の硬結を伴う発疹が
多発したり、全身に銅色の痛くもかゆくもない発疹がでて、さらに三年くらい経つと、心臓血管系、中枢神経にも症状が出て廃人同様になる
こともあります。
エイズ(後天性免疫不全症候群)は感染後、約5〜10年(個人差がある)後に発病してきます。 HIVと呼ばれるウイルスによって起ります。
感染症から体を守っている免疫力がおかされ、細菌やウイルス感染に無抵抗になります。 やせ、下痢、中枢神経障害、その他多様な症状を
呈し、最後にはカリニ肺炎、カポジ肉腫などにより全身の衰弱が進みます。 治療法は近年めざましく進歩しており、完全なウイルスの排除は
まだできないものの、エイズの発症をおさえる薬は開発されています。
○原因
通常、細菌が原因となりますが、ウイルス、マイコプラズマ、原虫(カリニ肺炎病原体)なども原因となります。 カリニ肺炎はエイズなどのほかの
病気のある人や、老齢化などで抵抗力低下がある人でないと起りませんが、細菌性肺炎やマイコプラズマ肺炎は健常な若者でも突如として
発症する可能性もあります。
○症状
発熱、せき、たんが主な症状です。 そのほかに呼吸困難、胸痛、血痰をきたすこともあります。 治療には抗生物質が有効です。 軽い肺炎
なら外来でも十分に治りますが、余病のある人や老人では入院して大事をとるのがよいでしょう。
○原因
結核菌が体内に入ると肺、もしくは他臓器、あるいは全身の慢性の感染を起こします。 最もポピュラーなのが肺の結核でしょう。 感染してから
発病までの潜伏期は人によって違い、数週から数十年の幅があります。
○症状
肺が結核菌によって破壊され、ひどくなるとおかされた部分が空洞になります。 結核菌は空気の多いところを好むので空洞内で大量に増殖
して、たんの中に排出されます。 炎症が気管支にあると激しいせきが出て(気管支結核)、胸膜(肋膜)がおかされると胸痛、胸水(胸膜炎)の
状態になります。 重い肺結核患者が、たんに出てくる菌をたんと一緒に飲み下していると菌が腸に伝染して腸結核となり、激しい下痢をきたし、
ガリガリにやせてきます。 また、たんとともに出てくる菌が喉頭にくっつくと喉頭結核となり、のどの痛みとかすれ声が起ります。 結核菌が血液中
に入って全身に広がることを粟粒結核といいますが、このとき意識障害、痙攣(脳炎、髄膜炎)や、黄疸(肝炎)など激しい症状を呈し、乳幼児
では生命にもかかわることがあります。
結核症に対してはストレプトマイシンやリファンピシンなどの抗生物質療法はきわめて有効ですが、空洞となって失われた肺を取り戻すことは
できません。 また、今でも粟粒結核は生命の危険があるだけでなく、治っても後遺症の心配があります。
○目的と内容
感染症の診断は病原体が何であるかをつきとめること、この1点に尽きます。 敵がわかってこそ適切な対策が成り立つのです。 そのために
病原体がいると思われるたん、血液、尿、胆汁、髄液などからの病原体探しが行われます。
○具体的な方法
病原菌のありそうな体液、尿などを採取して、それを顕微鏡で検査し、あるいはその一部を適切な人工培地の中で増殖させてみます。 培養
増殖して生えてくる菌をいろいろ検査してみるとどれが病原体かわかり、それを最も効率的に攻撃できる抗生物質を選ぶのにも役に立つので
これは必須の検査です。
○目的と内容
感染症の診断には病原体の証明が必要ですが、エイズやB型、C型肝炎などウイルス性疾患などでは病原体そのものをみつけだすことが
難しいので、その病原体を持つ人の体にのみ現れる抗体の有無から感染の有無を知ることができます。 検査には血液を用います。
○異常所見から考えられる疾患
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